2007/10 ＭＧシリーズとしては、数多くのキットがリリースされている現在をもってしも最高峰と言えるキットでしょう。 前回製作が2003年のほぼストレート工作のもの以来で今回の大改修は初のチャレンジ！ 着手当初より膨大なパーツ数に翻弄されながら、完成に至るプロセスでは改修したが故の取り扱いのシビアさ等振り回されながらの製作となりました。 全体的に小型化と形状変更 ノーマルパーツがかなり大味な感じのため、密度感とシャープさを増す加工としました。 ブレードアンテナ・サイドフィン等の自作 インテーク部を開口しイエローのユニットごと内部に収める形に。 ゆるいラインで構成される胸部左右を直線的なラインに変更し、若干コンパクトに見えるように修正。 フィン部分は外枠の削り込みとフィン他の自作で別パーツ化 裏面にステンレスハニカムメッシュを設置 開口ディテールとＶＨＦアンテナ設置等 前面装甲部を４分割 フレームブロックと装甲の胴体側のパーツをボリュームアップし、この周辺の空疎感を排しメリハリのある印象に変更。 外側端部のフィン、左右計１６枚を自作 コアブロック部分がかなりストレートな形状で、味気ない？雰囲気のため、メリハリのある形状に修正。 中央オレンジのパーツの両側の段付き別パーツ化し基部のホワイト部分からのロッキング機構のように見えるようにしてみました。 モモ部分の下端に向かって細くなる形状をストレートな形状に変更と５ｍｍ延長、併せて回転軸下のパーツも横幅左右で２ｍｍ程幅増し。 フクラハギ左右・後部左右で４ｍｍ幅増し、後部左右の３つの段ディテールを削り落とした上で別パーツ化 下側ブロック左右で計6ｍｍの幅増し、キットでは一体感のある平べったい形状を独立したユニット的な形状に。 くるぶしアーマー左右計最大値部分で3ｍｍ程厚み増し 足首下、ソールパーツは、キットのものだとかなり甲高なため、ゼータプラスのものを更に低く加工すると共に延長 等の改修を加えています。 全体としてはボリュームアップとメリハリ感が増す方向で且つ誇張の過ぎないバランスを目指しました。 頭部・胸部・腰ビームカノン・ヒザのｾﾝｻｰ部分は内部メカらしきものを組み込んだ上でシールドとなるクリアブルーのフィルムを設置しています。 頭部バルカンを金属パーツに変更 ダンパーっぽいディテールパーツの設置 ０．６ｍｍ〜１ｍｍの範囲での金属ディテールを各所に埋め込み。 各部パネルライン追加等。 背部バーニアはノーマルパーツをウスく削り、内部にメタルパーツと自作パーツを組み合わせてます。 etc... プロペラントタンクの小型化 背部ビームカノンのの延長と大径化 速射方スマートガン ハイディテールマニピュレーター。 etc.. メインとなるブルー(パープル寄り)・ホワイト部分は色差の少ないブロックパターン迷彩+空気遠近法的な手法を織り交ぜた様な特殊な形で行いました。 日頃使わない手法故、かなり練習を積んで挑みましたが、幾度となくリテイクを繰り返した部分です。 ブルー　 ピュアホワイトベースでパープルラベンダー他を少量 彩度も含めて微妙な混色であるのとホワイト部分も同じくブロックパターン迷彩の濃淡については混色の違いと吹きつけ方で調整を図りました。 大き目のものは自作、コーションマーク類は、HiQparts　さんのオリジナルと水転写式ガンダムデカールより。 各配色と併せてデモンストレーション機的な印象を意識してます。 プロペラント部分は変形を前提とすると文字が逆さま になりますが、ＭＳ状態で固定という事で違和感のない形としています